甘いものがやめられない理由と、身体を整える漢方的アプローチ

やめられない理由と体質別の整え方
「甘いものがやめられない」
「依存している気がする」
「食後なのに甘いものが欲しくなる」
このようなお悩みで、当店にご相談に来られる方が増えています。
まずお伝えしたいのは――
甘いもの依存は、意志の弱さではありません。
漢方では、身体のバランスの乱れが“甘味欲求”として現れると考えます。
甘いもの依存とは?(漢方的な考え方)
西洋医学では血糖変動やホルモンの影響が指摘されますが、
漢方では主に次の3つの乱れが関係すると考えます。
- 脾(胃腸)の弱り
- 気(エネルギー)の不足
- 肝(ストレス)の滞り
甘味は本来、「脾」を補い、安心をもたらす味。
だからこそ、身体が弱っていると自然に欲しくなるのです。
甘いもの依存の4つの体質タイプ
① ストレス型(肝気鬱結)
【特徴】
・イライラしやすい
・生理前に甘いものが増える
・ため息が多い
ストレスで気の巡りが悪くなると、
身体は緊張をゆるめるために甘味を求めます。
▶対策
軽い運動、深呼吸、香り(柑橘系)
カフェイン過多を控える
② 胃腸虚弱型(脾虚)
【特徴】
・疲れやすい
・食後眠い
・むくみやすい
消化吸収力が弱ると、
身体はすぐにエネルギーに変わる糖分を欲します。
▶対策
冷たい飲食を控える
温かい飲み物を習慣に
よく噛む
③ 気虚型(慢性疲労タイプ)
【特徴】
・朝がつらい
・風邪をひきやすい
・声が小さい
エネルギー不足の身体は、即効で補給できる糖を求めます。
▶対策
睡眠時間の確保
過労を避ける
食事を抜かない
④ 血虚型(消耗・産後タイプ)
【特徴】
・めまい
・爪が割れやすい
・産後や月経量が多い
血が不足すると、身体は脳を守るため糖分を強く求めます。
▶対策
鉄分を含む食材
黒ごま、なつめ、レバー
夜更かしを控える
応急対処法:10秒ダッシュ
甘いものが強く欲しくなったら、
その場で10秒間軽くダッシュを20回。
短時間の運動でアドレナリンが分泌され、
血糖利用が促されることで、
欲求が落ち着くことがあります。
※妊娠中・心疾患・高血圧のある方は無理をしないでください。
2階以上の方は下のフロアの方にご配慮お願いします。
やってはいけない3つのこと
- 急な糖質制限
- 人工甘味料への置き換え
- 我慢のしすぎ
我慢はストレスを増やし、
かえって依存を強めることがあります。
甘いもの依存を根本改善するには
甘味を断つことではなく、
身体の土台を整えることが重要です。
・胃腸を立て直す
・気血を補う
・ストレスの巡りを整える
漢方は、この“基礎の立て直し”を得意とします。

私たちは、
「やめさせる」のではなく、
「欲しなくてもよい身体に整える」ことを大切にしています。
甘いものがやめられないのは、
あなたが弱いからではありません。
それは、身体が一生懸命に働いている証です。
一度、身体の声を一緒に整理してみませんか。
お気軽にご相談くださいね🌿
日々の養生や身体を整えるヒントはInstagramでも発信しております
いるべ漢方堂🌈
@irube_natural_herb_medicine
TEL・FAX:092-811-6660
営業時間:10:00-17:00
定休日: 第1・2木土曜日、日曜日、祝日
駐車場あり
Written by AYANO

