1月 薬膳的冷え対策 年代別お食事アドバイス
- 20-30代 気の停滞タイプ
- 40-50代 瘀血・気血不足タイプ
- 60代以降 腎の虚弱タイプ

【年代別・冷えタイプの食養生】
「冷え」は体質と年齢によって原因が変わります。
同じ“冷え性”でも、必要なケアは実は人それぞれ。
漢方では、冷えは単に寒さの問題ではなく、
✔ 気の巡り
✔ 血の量と流れ
✔ 生命エネルギー(腎)
このバランスの乱れから起こると考えます。
① 20-30代に多い 気の停滞タイプ
ストレスや生活リズムの乱れが続くと、「気」の巡りが滞り、血流が悪くなって冷えを感じやすくなります。手足の冷えに加え、イライラ、ため息、喉や胸のつかえ感が出やすいのも特徴です。
このタイプは、強く温めるよりも「巡らせる食養生」が大切。
おすすめは香りのよい食材。
みかんや柑橘類、しそ、三つ葉、春菊、玉ねぎなどは、気の流れを整えてくれます。
冷たい飲み物や甘いものの摂りすぎは、気の巡りをさらに妨げる原因に。
飲み物は常温〜温かいものを選び、よく噛んでゆっくり食べることも、冷え改善の第一歩です。
おすすめ献立例
・玉ねぎとしそのお味噌汁
・鶏むね肉と春菊のさっと炒め
・みかん(食後に少量)
・ジャスミン茶、ほうじ茶
ひとこと養生
冷たい飲み物・早食いは、気の巡りを止める原因に。
② 40-50代に多い 瘀血・気血不足タイプ
加齢やホルモンバランスの変化、忙しさによる消耗から、血の巡りや量が不足しやすい年代。
下半身の冷え、肩こり、顔色のくすみ、疲れやすさが目立つこともあります。
このタイプの食養生の基本は、「血を補い、巡らせること」。
食事を抜かないことも大切な養生です。
黒ごま、黒豆、なつめ、クコの実、レバー、赤身肉、卵、ほうれん草などがおすすめです。
さらに、生姜やねぎ、シナモンなどを少量加えることで、血行がサポートされます。
食事を抜いたり、簡単に済ませる習慣は冷えを悪化させるため、温かい汁物を毎日の食事に取り入れてみましょう。
おすすめ献立例
・黒ごまと卵のスープ
・牛肉とほうれん草の炒め物
・なつめ入り玄米ごはん
・生姜少量入り番茶
ひとこと養生
「ちゃんと食べる」ことが、最大の冷え対策。
③ 60代以降に多い 腎の虚弱タイプ
年齢とともに、生命エネルギーを司る「腎」の働きは自然と低下します。
その影響で全身が冷えやすくなり、足腰の冷え、疲れやすさ、頻尿などが現れやすくなります。
このタイプは、身体を芯から温め、消耗を防ぐ食養生が大切。
山芋、もち米、黒豆、黒きくらげ、くるみ、えび、羊肉などは、腎を補う食材とされています。
冷たいものや生野菜は控えめにし、煮る・蒸す・温める調理法を中心に。
無理に量を増やすより、少量でも栄養のある食事を続けることが、冷えにくい身体づくりにつながります。
おすすめ献立例
・山芋ともち米のおかゆ
・えびと黒きくらげの煮物
・くるみ和え
・黒豆茶
ひとこと養生
冷やさない・無理しない・休む、が基本。

冷えは「身体からのサイン」
今の自分の年代・体質に合った食養生で、
無理なく、冷えにくい身体を育てていきましょう🌿
いるべ漢方堂🌈
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駐車場あり
執筆:AYANO

